2017年公開の映画レビュー56選

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2017年公開の映画で自分が見たものを、★の評価と感想でまとめてみました。目次の部分の見たいページを押せば自動で下に移動します。★の評価基準は、

  • ★☆☆☆☆ → 面白くない
  • ★★☆☆☆ → 面白くないが惜しい
  • ★★★☆☆ → 悪くは無いが、普通
  • ★★★★☆ → 面白いが、他人に薦めれない
  • ★★★★★ → 面白いし、他人に薦められる

上記で行いたいと思います。紹介の順番は、公開日順です。
合わせてこちらもどうぞ2017年の映画まとめ

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目次

                  

本能寺ホテル

評価:★★★☆☆
amazonプライムビデオで鑑賞。
主人公倉本繭子は、自身が勤めていた会社が倒産し失意のどん底にいたが、恋人の吉岡恭一にプロポーズされ、挨拶をしに恭一の両親の住む京都へ向かう。そのために予約したホテルが手違いで泊まることが出来なくなり、本能寺ホテルへと辿り着く。そのホテルのエレベーターは何故か1582年の本能寺と繋がっており織田信長や森蘭丸と遭遇。その日は本能寺の変の前日だと気づいた繭子は・・・。設定は面白いのだが、ストーリーのスピード感も展開も無難に終わってしまったなという印象。森蘭丸を演じる濱田岳の慌てふためく演技は最高でした。

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沈黙-サイレンス-

評価:★★★★☆
Netflixにて鑑賞。
遠藤周作の小説「沈黙」をハリウッドの巨匠マーティン・スコセッシ監督が映画化。江戸幕府によるキリシタンの弾圧が激しさを増していた17世紀。長崎に宣教に行っていたはずの師匠フェレイラ神父が長崎にて捕まって棄教したとの知らせが弟子の2人に入る。信仰心の厚いフェレイラ神父が棄教したとはにわかには信じられない弟子のロドリゴとガルペはその真意を確かめるため、近くの港にいた日本人のキチジローの案内で長崎へと上陸するのだが・・・。スコセッシ監督がいつか映画化しようと26年間温めていた企画でようやく公開が実現した本作。それぞれの神父が抱く葛藤を日本人なのに理解できてしまう映像表現はさすがです。また、日本でお馴染みの俳優が脇役でたくさん出てくるのも見所です。

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ザ・コンサルタント

評価:★★★★★
DVDレンタルで鑑賞。
小さな町で会計士として働くクリスチャン・ウルフだが、その裏の顔は”闇社会の会計士”として活動する暗殺者だった。そんな彼に大手企業から財務調査の依頼が寄せられる。彼が調査を進める内重大な不正を発見するのだが、途端に依頼は打ち切られる。その日から、協力してくれていた同企業で働くデイナ・カミングスと共に命を狙われることになって・・・。見所はなんといっても主人公ウルフの身体能力。自閉症を患いながらその病気を利用した戦闘術を父親から叩き込まれており、また頭脳明晰で状況判断能力が素早い。後半の思わぬ展開も見所です。

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ドクター・ストレンジ

評価:★★★★☆
DVDレンタルで鑑賞。
マーベル・シネマティック・ユニバース14作目の作品。主人公スティーヴン・ストレンジは天才的な神経外科医だったが、交通事故により両手の神経が切断して使えなくなってしまう。現代医療での治療の限界を感じ失意のどん底にいたストレンジは、ネパールの山奥に行った下半身不随の男が平然と歩いて戻ってきたという噂を耳にする。噂を頼りにネパールの施設に辿り着いたストレンジだったが突然自分の魂を抜かれ、現実の様々な事象の常識から逸脱した現象を見せつけられ、施設の長エンシェント・ワンに弟子入りすることになるのだが・・・。この作品に登場する「タイム・ストーン」の能力は凄く、それを守ってきた魔術師達の魔法がとにかく凄い。一体どうやって撮影しているのか理解が追いつかない凄まじい映像表現でした。

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マグニフィセント・セブン

評価:★★★☆☆
DVDレンタルで鑑賞。
黒澤明監督の「七人の侍」を西部劇バージョンでアレンジした「荒野の七人」を原案にした西部劇。悪党バーソロミュー・ボーグによって牛耳られたローズ・クリークの町の人々。そこで住民の一人エマ・カレンは賞金稼ぎのサムに助けを求める。サムはバーソロミュー討伐のため6人の仲間を集める旅へ出掛けるのだが・・・。デンゼル・ワシントンやクリス・プラット、イーサン・ホークにイ・ビョンホン等個性的な俳優達がそれぞれ個性的なキャラクターとなって物語が進んでいくのが面白いです。ストーリー展開が単純すぎてイメージに残らないものとなってしまったのが惜しい所。

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虐殺器官

評価:★★★★★
Netflixで鑑賞。
2009年に34歳の若さでこの世を去った小説家、伊藤計劃が遺した2作の内の1作をGenoスタジオが制作。こちらは伊藤の作家デビュー作。近未来。ボスニアの首都サラエボで発生した核爆弾テロにより世界中で戦争・テロが激化した。これにより、先進国はテロ対策を強化。10数年後、先進国のテロ対策は万全となったが、発展途上国は内戦や民族対立による虐殺が横行していた。その影にはジョン・ポールという男の関与が疑われていた。このことから、アメリカ軍は軍の情報軍に所属するクラヴィス・シェパード大尉にジョン・ポールを殺害するよう命ずるのだが・・・。軍の使用する機械やロボットに生体筋肉を模倣して作られた人工筋肉が使われていたり、標的を自動で捉えるコンタクトレンズが登場したりSF道具が満載。正に近未来SF戦争映画といった感じです。作中でタイトルの理由が分かりますが、まさに虐殺器官に関する映画です。

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サバイバルファミリー

評価:★★★★☆
DVDレンタルで鑑賞。
「ウォーターボーイズ」等でお馴染みの矢口史靖監督最新作。主人公一家の鈴木家が普段通り朝目を覚ますと、何故か電化製品が全て壊れてしまっている。変に思いながらも父親は会社、息子・娘は学校、母は買い物へ出かける。すると、どうやら世界中で同様の事が起きている事が判明。東京では早速物資不足が起こり高額での資源のやり取りが横行。東京で住むのは厳しいと判断した一家は、夜な夜な全員自転車で夜逃げのように家を飛び出し、実家のある鹿児島まで向かおうとするのだが・・・。電化製品が使えなくなった事で、移動手段は自転車、高速道路も普通に移動可能、トンネルは電気が消えて真っ暗等様々な弊害が鈴木一家を襲うのが面白かったです。また、高速道路で出会う意識高い系一家のキャスティングが素晴らしく爆笑しました。

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セル

評価:★★☆☆☆
Netflixで鑑賞。
スティーブン・キング原作の「セル」をスティーブン・キング本人が脚本を担当し、トッドウィリアムズ監督で映画化。主人公クレイは空港で、離れて暮らす妻と息子に電話をかけていたが、電池が切れてしまう。すると、周囲で携帯電話を使用していた人々が突如暴徒化。どうやら携帯電話から自動で流れてくる音声が原因でおかしくなっているらしい。地下鉄で出会った車掌のトムと共に家族の暮らす家へ向いながら原因を探るのだが・・・。斬新な設定のパニックホラーで、序盤はどうなるのかと見ていましたが、話を展開させすぎて結局何がどうなったのかわかりづらい結果になってしまったなという印象を受けました。映画「エスター」でエスター役をしていたイザベル・ファーマンが出演しています。

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雨の日は会えない、晴れた日は君を想う

評価:★★★★
DVDレンタルで鑑賞。
ダラス・バイヤーズ・クラブのジャン=マルク・ヴァレ監督作。同映画とジェイク・ギレンホールが好きなので鑑賞。エリート銀行員のデイヴィスは、ある日車で妻と買い物に出かけていたが、運転していた妻の脇見により交通事故に遭ってしまう。その事故のせいで運転していた妻は死亡。病院で悲しみに暮れていたデイヴィスは、気分転換に病院の自動販売機でチョコレートを買おうとするがチョコレートが出てこない。言いようのない苛立ちを抑えられない彼はチョコレートのカスタマーサービスに苦情の手紙を書くのだが・・・。原題はDemolition(解体という意味)なのですが、邦題を気に入っていない人が多いようです。私はこちらの邦題の方が人々の気を引くし良かったのではと思います。タイトル通り、主人公が様々な物を解体することで自分の心を再構築していて、その独特な表現がうまく素晴らしい映画だと思いました。

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ラ・ラ・ランド

評価:★★★★☆
DVDレンタルで鑑賞。2017年アカデミー賞にて監督賞、主演女優賞、撮影賞、美術賞、作曲賞、歌曲賞受賞。
監督デイミアン・チャゼルは、2014年に映画「セッション」でアカデミー賞受賞後この作品も受賞し2作品連続でアカデミー賞を受賞した。なお次作「ファーストマン」も2019年に受賞している。物語は高速道路での渋滞から始まる。なかなか進まない渋滞に、女優志望のミアは車中でセリフ覚えに夢中になってしまっていた。そんな中前の車達は動き出したがミアは気づかない。後続車にいたセブは苛立ち、ミアに悪態をつく。その後も、ミアは女優のオーディションに応募し続けていたが尽く惨敗。そんな帰り道、ミアは音楽につられジャズバーに入る。演奏している場所を探してジャズバーを進んでいくと、高速道路でミアに悪態をついていたセブがステージで演奏しているのが目に入り・・・。前作とはまた違った音楽のアプローチで面白かったです。ライアン・ゴズリングも顔の表情で、うまくセブの哀愁を表現できていて素晴らしいなと思いました。全編ミュージカル調なのは好き嫌いが分かれるのでこの評価としました。

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パッセンジャー

評価:★★★☆☆
DVDレンタルで鑑賞。
近未来、人類の移住計画により移住先の惑星の開拓が完了。移住のため、地球から5000人を乗せた豪華客船が出発する。到着まで120年かかるため人々は冬眠装置で到着を待つことになる。しかし30年後、何故かエンジニアのジムと作家のオーロラのみ冬眠から覚めてしまう。他の人々が目覚めるまで60年かかるという絶望的な状況の中2人は打開策を探るのだが・・・。オーロラが目覚めるまでのジムの生活風景を見せることで、ジムの人間性をうまく表せていてうまいなと思いました。結局2人だけで解決しない事からこの評価になりました。2人で解決する過程を描くなら、もう1捻り物語に変化を加えられたように思います。

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キングコング: 髑髏島の巨神

評価:★★★★
DVDレンタルで鑑賞。
1944年の太平洋戦争の空戦中、とある島にアメリカ兵のマーロウと日本兵のイカリが墜落した。敵対していた両者は飛行機から脱出するや交戦状態に。そんな2人の間にキングコングが現れ・・・。その後1973年、ベトナム戦争から撤退したアメリカは戦時中に兼ねてから噂になっていた髑髏島の調査に着手。ベトナム戦争から帰還する予定だったパッカード大佐をリーダーに、取材部隊を含む調査隊を編成し島へ向かう。だが、島に着いた瞬間キングコングからの襲撃を受け島に下りることに。様々な生物の攻撃を交わしながら人工的な砦に辿り着いた部隊は、1944年から生き残っていたアメリカ兵のマーロウに遭遇して・・・。とにかく島に登場するモンスター達が独特で面白い。また、1944年の冒頭シーンの2人が生き残っていて島のガイドとなる展開等ワクワク要素が満載でした。また、マーロウが作った船に生き残った2人の性格がうまく表されていて良かったです。

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はじまりへの旅

評価:★★★☆☆
DVDレンタルで鑑賞。
アメリカ北西部の山奥で6人の子供を育てるベン・キャッシュ。彼は子供達をずっと森から出さず学校にも通わせずで本ばかり読ませていた。また、独自の育成術で子供達を育成していった結果スポーツ選手並の体力を備え、6ヶ国語を操り名門大学に合格するほどに。そんな中鬱で入院していた妻レスリーが他界し、葬儀をするため家族はニューメキシコへ出発することに。子供達は初めて社会と繋がり始めるのだが・・・。キャッシュ一家の有能さと一般家庭とのギャップが面白かったり、ベンへの批判を子供達やベンがうまくかわす所など痛快で面白かったです。ただ少し「俺達有能だろ?」感が全面に出すぎていたり、一般家庭から家族達が何かを学ぶシーンも少なく監督の伝えたいことを読み取ることが難しかったのでこの評価としました。

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ゴースト・イン・ザ・シェル

評価:★★★☆☆
DVDレンタルで鑑賞。
士郎政宗による漫画「攻殻機動隊」をハリウッドで実写映画化したもの。第4次非核大戦を終え、世界は「地球統一ブロック」となった近未来の日本。テロ対策を主な目的とした内務省直属攻性公安警察組織の公安第9課、通称「攻殻機動隊」の活躍が描かれる。原作を読んでおらず、押井守監督のアニメ版も未視聴のため詳しくはわからないのですが、様々な技術が登場しそれを圧倒的な映像美で表現されていて楽しみながら視聴しました。ストーリー展開が少し分かり辛いのと、攻殻機動隊の部長荒巻役で出演した北野武のセリフが、少し何を言っているのかわからなかったため話の理解が追いつきませんでした。原作視聴後にまた見ると評価が変わるかもしれません。

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帝一の國

評価:★★★★★
DVDレンタルで鑑賞。
古屋兎丸による漫画「帝一の國」を実写映画化したもの。時は昭和、国内屈指の名門校海帝高校は、数々の著名人を輩出。更には生徒会長となった者には将来の入閣が確約されていた。主人公赤場帝一は自らの”ある理由”により海帝高校の生徒会長となり、いずれは内閣総理大臣となる事を目指し入学を果たす。2年後の生徒会長戦を見据えて・・・。最初の演説シーンで主人公帝一の人間性がうまく表現され、またこの演説シーンも後半にうまく使われていたのが良かったです。3年間の主人公の学校生活を118分にうまくまとめたのも素晴らしい。”ある理由”を語るシーンでは泣いてしまいました。日本の実写映画への偏見で食わず嫌いせず、是非見て頂きたい作品です。

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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: リミックス

評価:★★★★☆
DVDレンタルで鑑賞。
マーベル・シネマティック・ユニバース第15作目。ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーとして、前作の後も宇宙の様々な問題を解決していた一行。そんな彼らの前に主人公ピーター・クイルの父エゴが現れ、私は神だと言い出して・・・。今作も1970年代の曲が挿入歌に流れ、どこか懐かしい気分になれます。ベビーグルートが「Mr.Blue Sky」を聴きながらノリノリで踊っているが、後ろでボコボコにメンバーがやられている事に気づかない冒頭シーンから「あ、いつもの感じだな」と安心しました。私が一番好きなキャラクターのヨンドゥーが、「Come a Little Bit Closer」が流れる船内から1本の弓矢だけで船員を皆殺しにして脱出するシーンも圧巻です。

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マンチェスター・バイ・ザ・シー

評価:★★★★☆
DVDレンタルで鑑賞。2017年アカデミー賞で主演男優賞、脚本賞受賞。
ボストン郊外で孤独に便利屋をしていたリーは、兄ジョーの急死をきっかけに故郷マンチェスター・バイ・ザ・シーへ戻る。兄の死を悲しむ間も無く、兄の息子の後見人を引き受けていた事から甥っ子の面倒を見る事になり、故郷へ留まることとなる。故郷に留まる内、彼は”彼のある過去”と向き合う事となり・・・。俳優ベン・アフレックの弟ケイシー・アフレックが主人公を演じていますが、”彼のある過去”を背負った哀愁漂う演技が見物です。

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潜入者

評価:★★★☆☆
DVDレンタルで鑑賞。
海外ドラマ「ブレイキング・バッド」の主役を演じたブライアン・クランストン主演という事で鑑賞。1980年代、アメリカにやってくる麻薬のほとんどが、コロンビアの麻薬王パブロ・エスコバルを経由してやって来ているとされていた。危機感を感じたアメリカ政府は、捜査官としてキャリアを積んできたロバート・メイザーにエスコバル組織への大規模な潜入捜査を命じる。彼は大富豪を装って組織へ関与し、内部からの組織崩壊を目指すのだが・・・。実話を元にしているせいかストーリーが結構飛び飛びです。飛び飛びながら話をなんとか着地させたという印象でした。ブライアン・クランストンの緊張感あるシーンはさすがです。

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メッセージ

評価:★★★★★
DVDレンタルで鑑賞。2017年アカデミー賞で音響効果賞受賞。
テッド・チャンの「あなたの人生の物語」を元に映画化。ある日球体の宇宙船が突如世界各地に出現。しかし、乗っている宇宙人は何もしてこない事から宇宙人との意思疎通が各国の課題となった。そこでアメリカ軍は言語学者のルイーズに解読を依頼し、解読チームのメンバーに加える。宇宙人に物を見せ、これは何かを宇宙人に書かせることで宇宙人の文字の理解へと繋げる事に成功したが、宇宙人が人類に伝えにきたメッセージが人類の理解を超えた物で・・・。宇宙人襲来物の映画では珍しく、戦争シーンが一切無しで物語が完結するのも今作の見所。鑑賞後、周りへの物事の考え方が少し変わりました。

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皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ

評価:★★★☆☆
DVDレンタルで鑑賞。
永井豪原作のアニメ「鋼鉄のジーグ」にオマージュを捧げたイタリア映画である。ある日主人公のエンツォは誤って川に落ち、放射性物質の詰まったタンクに入ってしまう。その事で人知を超えた力を手にする。そんなある日エンツォが親父と慕うセルジョが麻薬運搬の任務に失敗し射殺されてしまう。セルジョの失敗のせいでそれを命じたマフィアのボスジンガロは更に上のボスに殺されかねない状況に。苛立ちを抑えられないジンガロは部下にセルジョの一人娘アレッシアをさらいに行かせる。その場にたまたま立ち会ったエンツォはアレッシアを助けた事で、標的はエンツォへと向かう。そんな中ジンガロもひょんな事からエンツォが落ちた川に落ちてしまって・・・。人と関わるのが苦手な主人公が徐々に心を開いていく様がうまく表現されていて主人公に感情移入できました。やや無駄なシーンが多いのが残念な所です。

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LOGAN/ローガン

評価:★★★★☆
DVDレンタルで鑑賞。
ミュータント達が力を失い始めた近未来。ウルヴァリンはプロフェッサーXの面倒を見ていた。認知症により能力の誤作動が頻繁に起こるため、特殊な隔離施設に居させざる負えなかったからである。しかし、ウルヴァリン自身も超人的な治癒能力を失いつつあった。そんな中、プロフェッサーXは自身の能力でミュータント達を覗いていた際にミュータントの希望となるであろう少女を見つけた。ウルヴァリンにこの子をどうにか守って欲しい事を告げられ、少女を守る旅へ出掛けることになったウルヴァリン。その少女には超人的な治癒能力があって・・・。年老いたウルヴァリンが年老いたプロフェッサーXの介護をするという絶望的な未来を描いた本作。ウルヴァリンが徐々に、少女へ親のような感情を抱いていく様がうまく描かれていてラストには感動しました。

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怪物はささやく

評価:★★★☆☆
Netflixで鑑賞。
重い病気を患う母を持つ13歳の少年コナーは、毎晩、地割れが起きて母が落ちていってしまう悪夢に悩まされていた。そんなある夜、彼の前に樹木の姿をした怪物が現れ「私が3つの物語を話すからそれが終わったらお前が4つ目の物語を話せ」と告げて姿を消す。次の日から度々その樹木の怪物が現れるようになって・・・。樹木の怪物を通して母親の病気、学校の友達、祖母と少しずつ向き合っていく主人公の成長物語といった感じでした。やや展開が読めてしまうのでこの評価としました。

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ハクソー・リッジ

評価:★★★★★
Netflixで鑑賞。
第二次世界大戦中、心の傷を抱えて戦争から帰って来た父親を見ながら育った主人公デズモンドは、それでも何かの役に立ちたいと、武器を一切使わない事を軍に伝えた上で軍に入団。しかしそのせいで兵士や上司と度々トラブルになる。そんな中1945年、デズモンドの所属する部隊は沖縄でハクソーリッジと呼ばれる高田高地の戦場へ向かう事に。ここは崖を上ってすぐが日本軍との戦場になっていた事から難航不落とされていた。ここでもデズモンドは銃を持たず衛生兵として向かうのだが思わぬ活躍をして・・・。史実はどうなのか戦争に詳しくないのでわかりませんが、死んだと思っても何度も蘇る日本兵が怖すぎます。その恐怖感の演出やデズモンドの逆境からの巻き返し等演出の光る傑作でした。

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忍びの国

評価:★★★☆☆
テレビで流れていた物を鑑賞。
戦国時代、忍びの国として名高い伊賀国。主人公無門は良い暮らしをさせてやるといってさらったお国のためにお金の匂いがすればそこへ向う日々。しかし全く稼げず毎日お国に叱責されていた。そんなある日、織田信長の次男織田信雄は、父もうかつに手を出せないでいた伊賀へ独断で出兵を命じてしまう。様々な方法で伊賀を滅ぼそうと企てたが尽く伊賀の族長達の策略により失敗に終わり、お金まで取られてしまう始末に腹を立てたからだ。そんな状況に巻き込まれた無門とお国は・・・。無門やその他の忍び達の戦闘術や、伊賀忍者同士の独特な戦い方”川”等伊賀の奇怪な姿がよくわかる演出で楽しめました。無門だけ少し現代語口調が強すぎるのがリアリティに欠け、良くなかった点かなと思います。

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ジョン・ウィック:チャプター2

評価:★★★★☆
Netflixで鑑賞。
前作「ジョン・ウィック」も面白かったので今作も鑑賞。前作に引き続き主演は「マトリックス」等でお馴染みのキアヌ・リーブス。「ジョン・ウィック」の物語から5日後、伝説の殺し屋ジョン・ウィックはイタリアマフィアのサンティーノから自分の姉を殺して欲しいと依頼されるも断ってしまう。その事で思い出の家を壊され激昂するが、誓印の掟があるから仕方ないとウィンストンに諭され、サンティーノの姉の殺害を決行するのだが・・・。裏社会の謎の制度「誓印の掟」やウィックしか知らない裏武器商や防弾スーツ商が登場したり独特の世界観にワクワクが止まりませんでした。武器商の薦める様々な武器を試して「後、デザートは?」と言ったら武器商が「デザート・・・ですか」といってナイフを紹介する下りは最高でした。

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銀魂

評価:★★★☆☆
DVDレンタルで鑑賞。
空知英秋原作の漫画「銀魂」をテレビ東京「勇者ヨシヒコ」シリーズでお馴染み福田雄一が実写映画化。江戸時代末期、ペリーの黒船では無く宇宙から天人(あまんと)が襲来したパラレルワールドの日本が舞台。主人公坂田銀時は、廃れた剣術道場の息子志村剣八と宇宙の戦闘種族野兎族の少女神楽と共に何でも屋のよろず屋を営んでいた。そんな中謎の妖刀を持った辻斬りの被害が横行。銀時の旧友である桂小太郎もその被害に遭ってしまって・・・。原作は未読ですが、権利関係大丈夫なのかというぐらい様々な作品のキャラクターや備品が登場します。急にしっかりとシャアザクが出てきたのはビックリしました。

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パワーレンジャー

評価:★★★☆☆
DVDレンタルで鑑賞。
本作は、日本のレンジャー物を輸入して、アメリカの地元の若者をキャスティングして作られたドラマシリーズ「パワーレンジャー」をハリウッド映画化したもの。ストーリーはシリーズ第一作目のものを踏襲した。紀元前の地球、世界の命運を握るある戦いが起き、地球を守る5人の戦士によって守られた。そして現代、小さな町エンジェル・グローブに住む5人の高校生達はひょんな事から地下遺跡を発見。そこで、古代の5人の戦士の能力を引き継ぐことに。再び地球の命運は5人の戦士に委ねられたのだった・・・。巨大化する敵や合体ロボ等が登場し全てフルCG。まさしく日本の戦隊物のハリウッド版という感じです。少し主人公チームの成長に時間がかかるのが難点です。

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劇場版 お前はまだグンマを知らない

評価:★★★☆☆
DVDレンタルで鑑賞。
井田ヒロトの漫画「お前はまだグンマを知らない」をドラマ化した同シリーズの劇場版。ドラマ版を1作品にしたもの。東京からグンマに引っ越してきた主人公神月紀。通学路が同じの美少女篠岡京と仲良くなるのを夢見るが、慣れないグンマの伝統や風習によってクラスからつまはじきに遭う。そんな中ある事件が起きて神月のクラスでの評価が変わって・・・。主人公を演じる俳優間宮祥太郎の顔芸がもの凄いです。ハーゲンダッツの工場が日本にはグンマにしか無いという話を聞いた時の表情は爆笑しました。

東京喰種 トーキョーグール

評価:★★★★☆
DVDレンタルで鑑賞。
石田スイの漫画「東京喰種 トーキョーグール」が実写映画化。主演は原作者石田スイの希望で窪田正孝が演じた。人間社会に紛れ込み、人を喰らう謎の怪人喰種(グール)が暗躍するパラレルワールドの東京が舞台。大学生の主人公金木研は喫茶店「あんていく」でよく読書をしている少女神代利世に思いを寄せ、ついにデートすることに。そのデート中に実は喰種であった利世が本性を表し金木を喰おうとするが鉄骨の落下によりまぬがれる。しかし金木は重傷であったため鉄骨によって死亡した利世の臓器を移植されることに。この日から金木は喰種と同じ人間への食欲に襲われる。そしてある事件をきっかけに自身がよく行っていた喫茶店「あんていく」の従業員は全員喰種だと分かり助けを求めることになるのだが・・・。窪田正孝の熱演が凄すぎて他のキャストが霞むほどでした。アニメ版を見ていたので大体のストーリーは分かりましたが実写化の中では完成度が高かったと思います。

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スパイダーマン:ホームカミング

評価:★★★☆☆
DVDレンタルで鑑賞。
マーベル・シネマティック・ユニバース第16作目。ニューヨークで行われたユニバース第6作目「アベンジャーズ」の戦いの瓦礫撤去をしていたエイドリアン・トゥームスはトニー・スタークと政府機関の損害統制局による調査隊のせいで瓦礫撤去の職を奪われてしまう。そこで宇宙外部から来た残骸を集めてハイテク兵器を作りそれを密売することを思いつく。それから8年後、ユニバース第13作目「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」の戦いでトニー・スタークに才能を見出された高校生ピーター・パーカーは、トニー・スタークによって作られたスーツで町の治安を守っていた。そんなある日見たこともないハイテク兵器を使ったATM強盗に遭遇。犯人の大元を探った結果、エイドリアン・トゥームスに辿り着き・・・。スパイダーマンが主役ではありましたが、結局トニー・スタークの技術凄いで終わってしまう映画になってしまったためこの評価としました。

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ベイビー・ドライバー

評価:★★★★★
劇場で鑑賞。
イギリスの映画オタク監督でお馴染みのエドガー・ライト監督作。幼い頃の事故の後遺症によって耳鳴りに悩まされる主人公ベイビーは、自身のiPodで曲を聴く事で平常心を保つ事が出来、そのおかげで驚異のドライブテクニックを持っていた。ある事件で知り合った犯罪組織のボス・ドクにその腕を買われ、犯罪組織の逃がし屋として活躍することになる。そんなある日、ベイビーはカフェの従業員デボラと恋に落ち、犯罪組織から足を洗おうと考えるのだが・・・。主人公がiPodで曲を聴いている間は、その音楽が状況関係無く常に流れ続け、登場人物達も音に合わせて行動するなどフィクションとノンフィクションが混ざり合った演出に魅了されました。冒頭の「Bellbottoms」の曲に合わせたカーチェイスも見所です。

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ワンダーウーマン

評価:★★★★☆
DVDレンタルで鑑賞。
DCエクステンデッド・ユニバースの第4作目。女性だけが住む島セミッシラ島で育ったアマゾン族の王女ダイアナは、ある日、海岸に打ち上げられたパイロットの男性スティーブ・トレバーに遭遇。彼から、ルーデン・ドルフという男が毒を使って世界を支配しようとしている事を聞いたダイアナは、ルーデン・ドルフが悪の化身アレスだと勘違いし、スティーブと共に外界へと向かうのだが・・・ワンダーウーマンの強さがとにかく滅茶苦茶で面白かったです。また、ワンダーウーマンは初めて外界と接したため、色んな人とのやり取りがチグハグで笑えます。

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エル ELLE

評価:★★☆☆☆
DVDレンタルで鑑賞。
ゲーム会社の社長を務めるミシェルはある日、自宅に覆面を付けた何者かが進入。その男に強姦されてしまう。ところがミシェルは警察に通報せず、訪ねてきた息子のヴァンサンに平然と応対する。その後サラっと友人との集りで強姦された事を告白。友人達は警察へ通報することを薦めるが警察に不信を抱いている彼女は取り合わない。その後また覆面男が家に訪れ、彼の行動は前回よりもエスカレートして・・・。ミシェルの周りの友人同様、ミシェルの行動が全く理解出来ず、平然としている理由もよくわからなくてこの評価となってしまいました。この映画を考察しているサイトを見たらまた評価が変わるかもしれません。

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新感染 ファイナル・エクスプレス

評価:★★★★★
DVDレンタルで鑑賞。
ファンドマネージャーのソグは、幼い娘スアンを別居中の妻のいるプサンに送り届けるため、ソウルからプサン行きの特急列車に乗る。発車直前、謎のウィルスに感染した女性が乗車しそのまま出発してしまう。女性の不審な動きを心配した乗務員が話しかけると、女性はその乗務員に噛み付き出し乗務員も女性と同じ状態に。パニックとなった電車内で危険を察知したソグは娘を連れて車両の後方へ避難。電話で状況を確認すると、韓国政府が国家非常事態宣言を発令したことがわかり・・・。ゾンビ達は音に反応してやってくるため、何も無い場所で音を立てた瞬間ゾンビ達がなだれ込んでくる演出が怖いです。乗客それぞれのドラマが、物語のテンポを崩す事なく進んでいくため話の内容がとてもわかりやすく、自然と主人公達に感情移入することができました。

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ダンケルク

評価:★★★☆☆
DVDレンタルで鑑賞。2018年アカデミー賞で編集賞、録音賞、音響編集賞受賞。
「ダークナイト」等で知られるクリストファー・ノーラン監督初の戦争映画。1940年、連合軍の兵士40万人が、ドイツ軍によってドーバー海峡に面したフランス北端の港町ダンケルクに追い詰められる。ドイツ軍の猛攻の中トミー達若い兵士達は生き延びようと様々な策を講じる。一方、イギリス本土では民間船も動員した救出作戦が始動し、民間船の船長ミスター・ドーソンは息子達と共にダンケルクに救出へ向かおうとするのだが・・・。クリストファー・ノーラン監督作はどれも面白いので期待値高く鑑賞。映像は素晴らしかったですが、実話を基にした物語の為話に捻りが少なくこの評価となりました。ダンケルクに関する実話を深く知ってからなら評価がまた変わるかもしれません。

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三度目の殺人

評価:★★★☆☆
Netflixで鑑賞。
裁判で勝つ事にのみこだわって仕事を続けてきた弁護士の重盛は、殺人の前科がある三隅の弁護を渋々受けることに。三隅が殺人を犯すのは2度目である事と、今回の件はクビになった工場の社長を殺し、死体に火をつけて隠蔽を計った事を自供している事などから死刑はほぼ確定しているような状況だった。しかし会う度発言内容をコロコロ変える三隅を不審に思い、重盛は三隅の身辺を調べ出すのだが・・・。是枝裕和監督作は思わせぶりなシーンが多く、今作も多数登場するのでこの評価としました。ただ、犯人三隅を演じる俳優役所広司さんの演技が本当に素晴らしく、その演技だけでも見る価値はある映画だと思いました。

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散歩する侵略者

評価:★★★★
DVDレンタルで鑑賞。
主人公鳴海の夫信治がある日急に姿をくらまし、数日後別人のようになって帰ってくる。信治の異様さに戸惑う鳴海だったが、信治は無表情で「地球を侵略に来た」と告げるも取り合わなかった。そんなある日、鳴海の元を訪ねてきた妹に信治が自分の能力を使って、妹はおかしくなってしまう。鳴海は徐々に言っていることは本当なのではないかと疑い始めて・・・。この映画は普通の宇宙人襲来物とは違っていて、宇宙人達の目的は人類の”概念”を奪う事。概念を奪われた人々の行動がそれぞれ個性的で、あーそうなるのかと毎回その行動に感心しました。後半の展開は少し安直ですが、物語をどうにか着地させていたのでこの評価としました。

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奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール

評価:★★☆☆☆
DVDレンタルで鑑賞。
ミュージシャン奥田民生を敬愛する35歳の雑誌編集者コーロキ・ユウジは、ライフスタイル雑誌の編集部に異動することに。慣れない職場ながら頑張っていたある日、仕事先で出会ったモデルの天海あかりを好きになってしまう。なんとか付き合える事になったが何もかも空回り。そんなある日あかりに別の男達の影がちらつき始め・・・。女優水原希子のベッドシーンがたくさんあるのでファンの人は楽しめる内容だと思いますが、中身は全くありません。脇役の俳優さんや女優さんの演じる個性的なキャラクター達が素晴らしく、そのおかげでこの評価としました。

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スイス・アーミー・マン

評価:★★★★
DVDレンタルで鑑賞。
無人島で遭難してしまったハンクは生きる気力を失い、海を前に首を吊って自殺しようとしていた。そんな彼の前に1人の男が打ち上げられる。急いで助けようと駆け寄ったがどうやら既に死んでしまっているようだ。しかし死体からは腐敗ガスが常に体から出ていて、その死体に飛び乗ったハンクはそのまま海へ急発進。ボートのように死体を使って島を脱出出来、別の島に辿り着く。その死体には更に様々な機能が備わっていることに気づいて・・・。ハリー・ポッターでお馴染みのダニエル・ラドクリフが死体役で出演しているのが見物です。終始何を見せられているんだろう?という感覚に陥りますが、笑って泣ける良い映画です。

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ユリゴコロ

評価:★★★★☆
Netflixで鑑賞。
余命が宣告された父を心配しながら自身が経営するカフェで働く亮介はある日、仕事が早く終わった為病院に診察に行っている父を実家で待つ事に。手を余した亮介は、実家の押入れに「ユリゴコロ」と書かれたある日記帳を見つける。読み進める内その日記帳は書いている人物の行った殺人の独白録である事に気づき・・・。鑑賞前はあまり期待していませんでしたが、登場人物同士が思わぬ形で繋がっていたり、主人公亮介が日記を読み進める内おかしくなっていく演出等よく出来ていました。物語後半に登場するある男性のトラウマにもなっている、冒頭のあるシーンは私もトラウマになりました。

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亜人

評価:★★★★☆
DVDレンタルで鑑賞。
桜井画門の漫画「亜人」を実写映画化したもの。何をしても決して死ぬことの無い新生物「亜人」が世界各地で見つかり始めたパラレルワールドの日本が舞台。東都大学付属病院で働く26歳の永井圭はある日、トラックに轢かれるも自身が亜人であった事から蘇り、日本国内3例目の亜人として政府に拘束されることに。政府の研究施設で様々な人体実験の実験台にされてしまう。そこへ、国内1例目の亜人佐藤と2例目の亜人田中が施設へ乗り込んできたおかげで永井は脱出。しかし、佐藤の異常なまでの行動に疑念を抱いた永井は佐藤と戦う事を決意し・・・。アニメ版とは多数変更点がありますが、映画版ならではの戦い方等が披露されていて映画版は映画版として十分楽しめました。亜人から放出される未知の物質IBMを使ったある戦術には驚かされました。

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女神の見えざる手

評価:★★★★
DVDレンタルで鑑賞。
政治家に代わって、その政治家が有利な方向へと世論を誘導することを仕事としていた凄腕の政治ロビイスト、エリザベス・スローン。ある日スローンは、民間人の銃所持を呼びかけたい政治家の依頼を断ってしまい、彼女は元いた大手会社から銃所持否定派の小会社へ移る事に。こうして銃規制を争点に、圧倒的資金力のある大手会社に小会社と共に挑む事になり・・・。主人公スローンを演じるジェシカ・チャステインは勿論、脇役の人達も素晴らしい演技でした。小会社の代表ロドルフォを演じたマーク・ストロングの安心できる上司感は素晴らしかったです。最後のスローンが捨て身で行ったどんでん返しも見ものです。

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斉木楠雄のΨ難

評価:★★★☆☆
DVDレンタルで鑑賞。
麻生周一の漫画「斉木楠雄のΨ難」を、テレビ東京「勇者ヨシヒコ」シリーズでお馴染みの福田雄一監督が実写映画化。高校生斉木楠雄は、生まれた時からテレポート・テレパシー等あらゆる超能力を使う事ができたが、超能力を使わなくて良い普通の暮らしを望んでいた。しかし高校入学後も、妄想美女の照橋心美や厨二病の海藤瞬、思慮が読めない燃堂力ら変人が周りに集まり、密かに超能力を使って自身の危機を回避する日々を送っていた。そんなある日文化祭が行われることになって・・・。アニメ版を見ていたのでわりましたが、初見の人には説明が少ない箇所が何箇所かありそれが残念でした。照橋心美の妄想の中の斉木の演技には爆笑しました。

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ブレードランナー2049

評価:★★★★☆
DVDレンタルで鑑賞。2018年アカデミー賞で撮影賞、視覚効果賞受賞。
フィリップ・K・ディックの小説「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」を元に映画化された1982年制作の映画「ブレードランナー」の続編。前作の物語から3年後の2022年、アメリカ西海岸で起きた大規模な停電をきっかけに、世界は食物供給に混乱が生じる等危機的状況に直面。だが、2025年に科学者のウォレスが遺伝子組み換え食品を開発し人類の危機を救う。そして2049年にはウォレスの技術で人造人間レプリカントの寿命も無くなっていた。そんなある日ブレードランナーとして働くレプリカントのKが、レプリカントのレイチェルの遺体を発見。その遺体のお腹に胎児がいた形跡が残されていた。レプリカントの出産は異例であり、更に恋愛相手として浮上したのは同じくレプリカントの元ブレードランナー、リック・デッカードで・・・。今作の監督ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督には、映画「メッセージ」でも圧倒的な映像表現に驚かされましたが今作も凄いです。前作ブレードランナーを見たのがかなり前なので思い出しながらでしたが、そこまでストーリーは難解ではなくて楽しめました。

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ゲット・アウト

評価:★★★★★
DVDレンタルで鑑賞。2018年アカデミー賞で脚本賞受賞。
ニューヨークで写真家として活動している黒人のクリスは、恋人である白人女性のローズの実家に招かれる事に。黒人である事を理由に交際を断られるかと思ったがローズの両親は温かく迎えてくれた。しかし、黒人の使用人が多数居たり、その黒人達が異様な行動を時々する事に違和感を感じていた。翌日、両親の開いたパーティに参加したクリスは、パーティに参加していた黒人男性を発見。フランクに接してくれたが、その黒人男性の写真を撮ると彼が豹変。鼻血を流しながらクリスに詰め寄ってきて・・・。冒頭の、実家に向かう途中にシカとぶつかって警察に黒人差別を受けるシーンが、後半のあるシーンの観客のミスリードに繋がっていて脚本が素晴らしいです。序盤の伏線が繋がっていく後半は気持ち良く、更にそこから物語のテイストも変わっていくので飽きずに楽しめました。

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マイティ・ソー バトルロイヤル

評価:★★★☆☆
DVDレンタルで鑑賞。
マーベル・シネマティック・ユニバース第17作目。マイティー・ソーシリーズ第3作目にあたる。ユニバース11作目「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」から2年。ソーはアベンジャーズを離れてインフィニティ・ストーンを探していた。その途中、炎の悪魔の国ムスプルヘイムでスルトに囚われるがこれを撃退し、傷を負ったソーはアスガルドへ帰還する。そんなソーの前にお前の姉だと名乗るヘラが現れ、圧倒的な戦力差で敗北。ソーの武器ムジョルニアを破壊されてしまう。そしてソーは宇宙の果てへ飛ばされてしまうのだが、そこである旧友に遭遇して・・・。アメコミ版でよくソーがかぶっている兜が登場したり、変人揃いのメンバーで圧倒的な強さのヘラに挑んだり熱い展開が目白おしです。ただ話が色んな所へ飛ぶので、もう少し話を絞っても良かったんじゃないのかなと思いました。

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IT /”それ”が見えたら、終わり。

評価:★★★☆☆
DVDレンタルで鑑賞。ホラー映画興行収入1位を樹立(3.27億ドル)した。
スティーブン・キングの小説「IT」を元に映画化した1990年の映画「IT」をリメイクしたもの。今作は2部作の1作目にあたる。1988年、とある田舎町のメイン州デリーで、児童が行方不明になる事件が相次ぐ。主人公ビルは弟のジョージに紙で作った船をあげた。喜んだジョージは雨の日だったが舟を”処女航海”しに一人で外へ出掛けるが、”それ”に遭遇し行方不明になってしまう。ジョージの事を自分の責任だと自分を責めていたビルだったが、仲良くしてくれたルーザーズクラブの仲間達と楽しく暮らしていた。事件から数ヵ月後経ったある日、ビルの前に”それ”が現れて・・・。2部作ありきの作りではありますが、ある程度綺麗には終わります。2部作目を見ないと何とも言えないのでこの評価としました。今作のみだと、子供が殺人鬼から逃げるだけの凡作といった感じです。

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ジャスティス・リーグ

評価:★★★★☆
DVDレンタルで鑑賞。
DCエクステンデッド・ユニバース第5作目。ユニバース第2作「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」の戦いでスーパーマンが死亡してから数ヵ月後。海底王国アトランティス、アマゾン族の秘境セミッシラ、S.T.A.R.ラボに保管されている「マザーボックス」を求めてステッペンウルフが動き出す。この動きを察知したバットマンのブルース・ウェインは、世界各国の超能力者を集めたチーム「ジャスティス・リーグ」を作る事を決意して・・・。前作「バットマン vs スーパーマン」があまりにも酷かったのであまり期待していませんでしたが、そのせいか凄く楽しめました。スーパーマンとフラッシュの高速対決やワンダーウーマンの真実の縄に巻かれたせいで弱音を吐くアクアマン等見所満載です。

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gifted/ギフテッド

評価:★★★★☆
DVDレンタルで鑑賞。
姉ダイアンが自殺してしまった事を受け、姪っ子のメアリーを引き取る事になったフランク。姉と共に母親のイヴリンから数学の英才教育を受けていたフランクは、メアリーにもその才能を見出し、数学を教えながら一緒に暮らしていた。そんなある日メアリーは7歳になり、小学校へ通う事に。メアリーの才能に、小学校側も「もっと良い学校へ入れてあげた方が・・・」と促すが、「普通の学校で普通の友達と育って欲しい」と考えていたフランクはかたくなに断る。しかし、母親のイヴリンがメアリーに英才教育を受けさせようとして・・・。天才の子供を自分が育てる事になった時、その子供をどう育てるのが最善なのかを問い続ける作品です。映画「グッドウィル・ハンティング」の子供版といった感じでしょうか。メアリーの健気さに泣けます。

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スター・ウォーズ/最後のジェダイ

評価:★☆☆☆☆
劇場で鑑賞。
1977年から続く、ルーカス・フィルムのスターウォーズシリーズ第8作目の作品。前作「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」でルーク・スカイウォーカーと出会ったレイ。ルークからジェダイとしての修行を受ける事に。そして、ルーク・スカイウォーカーを最後の希望として、レジスタンス軍は帝国軍へ最後の戦いを挑む事になって・・・。ストーリー展開が本当に支離滅裂で、「フォースの覚醒」でスター・ウォーズファンを裏切らないよう丁寧に丁寧に作られた下地を、全て台無しにしたような作品でした。

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(未公開)テリファイド

評価:★★★☆☆
Netflixで鑑賞。
ブエノスアイレスの一角にホアンと妻は引っ越してきたのだが、ホアンが仕事に行っている間家でおかしな事が起こると妻が訴え始める。夫婦で寝るときも奇妙な物音がするためホアンが苛立ち、隣人に苦情のベルを鳴らし続けるが反応はない。苛立ちながら家に戻ると、妻が浴室へ向かうのが見え、不信に思って追いかけると浴室に頭を打ち続けながら血を流していて・・・。アカデミー賞受賞監督のギレルモ・デルトロ監督がハリウッドでリメイクする事が決定した本作。狭い空間でのホラー演出が見事で、視聴者を徐々に恐怖に陥れていく演出が素晴らしい作品でした。時系列がバラバラになりながら物語がうまく進んでいくのも見事です。

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(未公開)ディザスター・アーティスト

評価:★★★★☆
Netflixで鑑賞。
制作費600万ドル(6億円)で、監督・脚本・主演をトミー・ウィソー氏が行った自主制作映画「The Room」が作られるまでの過程を描く。自主制作映画でこの制作費を投じられるのは異例である。1998年のサンフランシスコ。グレッグ・セステロは演劇学校に通っていたが、そこでトミー・ウィソーという一風変わった男と知り合う。二人は一気に打ち解け、何故かウィソーが所有しているというロサンゼルスの一軒家に引っ越す事に。二人はそこで俳優活動をしようと様々なオーディションに受けるも落選。そんな時に、ウィソーが自主制作映画を作ると言い出して・・・。とにかくトミー・ウィソーの行動が滅茶苦茶で笑えます。何故かお金はあるから周りもそれに振り回されてしまうのですが、徐々に憎めない彼の行動を見守っていく事になる展開が面白いです。DVDジャケットの写真が、左のグレッグは笑っていますが、右のウィソーは怪訝な顔をしているのもうまく映画の内容を表現できていて感心しました。ウィソー氏は嘘をつきまくるので、未だにウィソー氏の詳細な金の出所や出身地・年齢全てがわからないそうです。

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(Netflix)ネイキッド

評価:★★★★☆
Netflixオリジナル映画。
愛する女性との結婚式当日、ロブは目を覚ますとエレベーターの中に素っ裸で寝ていた。エレベーターが開いたら警備員達に睨まれ、受付に行くも怪訝な顔をされ、外へ出ると外はイベントの真っ最中。不信に思われた警察に捕まってしまう。電話をかけ、妻に弁明していたら急に景色が変わり、元いたエレベーターに。エレベーターが開いて警備員に睨まれる。どうやら1日がループしている事に気付き始めて・・・。1993年の映画「恋はデジャ・ブ」の現代バージョンといった所でしょうか。何度も繰り返す1日で情報を得て、結婚式場までの道のりを攻略していく様は痛快です。終わり方も綺麗に終わっていました。

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(Netflix)BLAME!

評価:★★★☆☆
Netflixオリジナル映画。
弐瓶勉氏の漫画「BLAME!」を、同じく同氏の漫画「シドニアの騎士」をアニメ化したスタジオ・ポリゴン・ピクチュアズが映画化。遥か未来。都市は複雑高度に階層化され、環境は堅牢な「ネットスフィア」により支えられていた。このシステムは、ネット無しでは生活できなくなった人類が仮想空間の事象を現実に反映する事が出来るというもの。しかしネットスフィアは「ネット端末遺伝子」を持つ者でないとアクセスできなくなっていた。ある日災厄が起き、ネット社会は崩壊。ネットスフィアにアクセス出来る者は誰もいなくなり、増え続ける階層と階層を守るセーフガードが人類を脅かす世界に。主人公霧亥はそのネット端末遺伝子を求めて階層を旅する事になり・・・。物語は単純なものですが近未来SF物としての映像表現が素晴らしいです。様々なSF設定にワクワクしました。

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(Netflix)ルシッド・ドリーム 明晰夢

評価:★★★★
Netflixオリジナル映画。
3年前に息子を誘拐され、失意にいた主人公は「ルシッド・ドリーム」という新しい技術を知る。この技術は自分の夢の中に入って、昔の思い出したい記憶を思い出す事が可能で、治療が必要な患者に使われていた。主人公は息子の誘拐犯の顔を思い出すためにこの技術を使う事を決意して・・・。設定もそうですが映像技術も素晴らしかったです。2010年の映画「インセプション」とはまた違ったアプローチの夢侵入物でした。

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(Netflix)ブライト

評価:★★★☆☆
Netflixオリジナル映画。
ウィル・スミス主演等、Netflix制作の映画では過去最高額の制作費が投じられた事で話題に。2000年前9種族が団結して”ダーク・ロード”を倒し、エルフやオーク、フェアリー・ドワーフ等と人類が共存する事になった架空のロサンゼルスが舞台。警官のニックはロサンゼルス市警初のオーク警官として赴任。その日から、様々な差別を受けるニックとバディを組む事になったダリルは、嫌々毎日のパトロールに勤しむのだった。ある日2人はパトロール中に惨殺死体が転がる現場に遭遇。そこでエルフの少女と謎のワンドを見つけて・・・。イメージでいうと映画「ロード・オブ・ザ・リング」の物語が終了して2000年後が舞台といった感じでしょうか。少し設定を盛り込みすぎな気はしますが、様々な設定が新しく非常に楽しめました。続編が出来るのであれば観てみたいです。

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まとめ

まとめ

いかがだったでしょうか?
★★★★★評価を付けた

上記9作品が私からのオススメです。鑑賞の参考にして頂ければ幸いです。

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